★塩ダラ料理
e0108247_1972294.gif タラのことをポルトガルで「バカリャウ」といいます。干した塩ダラを戻して料理するのだとか。それがポルトガルの国民食、「おふくろの味」らしい。
ということを初めて聞いたときは、「ふーん、、、タラ、かあ・・・」と思っただけだったけれど、 ナザレで入ったレストランのメニューに「バカリャウ・コジード」というのがあったので、注文してみました。これはタラをゆでたものです。
食べてみたら・・・・・
・・・・・・タラだわ~~~ タラ。タラのゆでたやつ。間違いなく。それ以上でもそれ以下でもない。
ガイドブックに「酢とオリーブオイルをかけて食べる」と書いてあったので、そうしてみましたが、それをかけたからといって、魔法のように味が変わるというわけでもない。ぜひもう一度食べたいとは全然思いませんでした。



e0108247_18164733.gifそして数日後、リスボンへ移動。チェックインしたのは、台所や食堂がある、バックパッカー用の宿。「買い物するならあそこです」と宿の人に教えてもらったスーパーに行ってみたら、お総菜を売っていました。
(ポテトがメインの炒め物だということだけはわかったけれど)何なのかもわからずに買って食べてみると、これがとーっても美味しい! ジャガイモ・タマネギ・玉子と塩ダラの味が渾然一体となっていて、いくらでも食べられて、しかも飽きない! まさにこれぞおふくろの味!
e0108247_10273498.jpg結局、リスボン3泊の夕食は毎日このスーパーのお世話になってしまいました。しかも、向こうで知り合ったkoyurinさんと割り勘してたから、1食あたり300円とか400円とかで済んでしまった(^^;;
(右の写真はリスボンの宿にて。これから夕食をとるところ)
ただ、このスーパー、お総菜の種類が少ないんです。常時2、3種類くらいしか無い。というわけで、ポルトガル最後の日々は、似たようなバカリャウ料理ばかり食べることになってしまいました。美味しいから良かったんだけど。
旅行中、各地のスーパーを見ましたが、お総菜のテイクアウトというもの自体、この国ではほとんど見かけませんでした。きっと、ポルトガルのお母さんたちは、おかずを買って済ませることなどしないのでしょう。
リスボンのそのスーパーは、外国人パッカー御用達だから、例外的にお総菜があったということなのだと思います。





バカリャウ料理、試しに作ってみました。
干した塩ダラは手に入らないので、普通にスーパーで売っている甘塩ダラを使って。量の目安は、タラ2切れ・タマネギ1個、タラよりも多めのジャガイモ。
タマネギは薄切り(私の薄切りはあまり薄くないけど)、ジャガイモは5、6ミリぐらいの厚さに切ります。タラも適当に切って、全部をサラダオイルで炒め、ちょっと水を加えて、中火ぐらいにして蓋をして蒸し煮する。
e0108247_10281547.jpgジャガイモがやわらかくなって、タラに火が通ったら、塩・コショーを軽くふってできあがり。
タラがぐちゃぐちゃになっても気にしない。本場でもそうなのですから。食べてみて初めてタラが入っていることに気が付く、という感じ。この料理では、タラは調味料・・・というのは言い過ぎかもしれませんが、縁の下の力持ち的存在なのです。
タマネギに十分に火を通して、甘みを出すのがコツ。最後にバターを1かけ加えると、さらにコクが出ます。
ほんとうは最後に卵をときほぐして加えるのだと思いますが、入れなくても十分に美味しいです。というか、この分量の場合、卵1個入れるとちょっと多すぎる感じ。卵はあくまでも隠し味なので。全体がこの倍の量なら、卵を入れてもいいかも。 (投稿者: ajinaomoideかおる@管理人)


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by ajinaomoide | 2007-01-13 10:27 | ポルトガル


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